近年アジアでも、韓国ではタヌキの狂犬病が、台湾や中国でもイタチアナグマの狂犬病が流行し、住民の脅威となっています。世界の狂犬病発生状況と狂犬病の重篤性に鑑みると、万が一の狂犬病国内侵入時または再興時に初期対応の遅れは許されませんが、今狂犬病が発生した場合に、医師、獣医師の狂犬病探知、行政機関の対応が適切に行われるでしょうか。今回、野生動物であるアライグマが原因と推測される狂犬病が発生したときに、関係者が狂犬病を早期に探知し、被害を最小限度に食い止めるためになすべきことを考えるセミナーを開催することにしました。奮ってご参加ください。
開催要領
- 日時 :2022年5月22日(日)14時から
- 方法 :Zoomを用いたオンラインセミナー
- 対象 :獣医師(開業、公衆衛生勤務等)、自治体職員
- 参加費 :無料(事前登録が必要です。第2部は先着50名のご参加で行います。)
- 内容:
第1部 :基調講演「野生動物で流行している海外の狂犬病」
国立感染症研究所 井上 智氏
第2部 :野生動物から狂犬病が広がっていくシナリオを題材にしたワークショップ
(公社)日本獣医師会、東京都、農林水産省、環境省、厚生労働省
- 締め切り:2022年5月12日締め切りました。